本当に「英語を話したい」キミへ 川島永嗣 (著) 定価:1,365円(本体1,300円) 発売日:2013/03/19 ISBN:978-4-418-13507-3 四六判 224ページ 発行:世界文化社 ※発売日は一部地域・書店によって異なる場合があります |
外国語はどうやったら身につくのか……7か国語を解する日本を代表するGKが自身の経験から“はじめの一歩"を踏み出したいあなたへ秘訣を伝授!
日本を代表するGKの川島永嗣。
現在、ベルギーのスタンダール・リエージュに所属する彼は、外国メディアのインタビューの受け答えを流暢な英語で難なくこなし、生活する地域に合わせてオランダ語、フランス語なども使い分ける。
日本語を含め実に7か国語を解するスマートな川島——。だが、意外にも彼は“まったく英語が話せない"いわばゼロ地点からスタートした男でもあった。
川島はどうやって話せるようになったのか、どんな勉強をしたのか……。まったくノウハウを知らず、自分流のスタイルで現在のスキルまで高めた彼の軌跡を知れば「自分にもできる」という希望が湧いてくる。外国語習得から垣間見える彼流の生き方も一読の価値あり。
はじめに:言葉を話せることでより生活が楽しくなる
■INTRODUCTION:僕は英語ができなかった
英才教育には縁がなかった
宿題と試験勉強が大嫌いで、飽きっぽかった
6年間やっても、全然しゃべれなかった
それでも、諦められなかった
■CHAPTER1 TRY:色々な学習法にトライ、試行錯誤の日々
基礎の参考書からトライ
単語力のパワーアップにトライ
英会話学校にトライ
海外旅行にトライ
とにかくしゃべることにトライ
英語の曲を聴くこと、歌詞の翻訳にトライ
英語の本は必ず朗読! にトライ
イタリア語にもトライ
これが一番大事! モチベーションの持続にトライ
トライした結果、何が見えたのか
■CHAPTER2 ATTACK:英語をわかり始め、よりステップアップへ
失敗を恐れず、話しかける勇気を持つことへのアタック
生活の中でボキャブラリーを増やすアタック
日常を授業に変えるアタック
会話のテンポを速くするアタック
多様な表現力を身につけるアタック
自分の言葉としてしゃべるアタック
言葉の力を自信に変えるアタック
アタックした結果、何が見えたのか
■CHAPTER3 CHALLENGE:海外移籍。英語力もアップ、他言語もマスターへ
海外チームへの移籍にチャレンジ
失敗を楽しむチャレンジ
立ち止まらずに、どんどんしゃべっていくチャレンジ
広く深く、多言語を並行してレベルアップしていくチャレンジ
人を巻き込んでのコミュニケーションにチャレンジ
文化をより深く理解し合うことにチャレンジ
視野をより広く持ち、可能性を広げるチャレンジ
幸せの尺度は自分が決める
未知の世界に恐れず羽ばたくチャレンジ
チャレンジした結果、何が見えたのか
おわりに:語学を通して新たな世界と出逢う
プロサッカー選手(スタンダール・リエージュ所属)。
1983年3月20日、埼玉県与野市(現・さいたま市中央区)で生まれる。与野八幡サッカースポーツ少年団でサッカーと出逢い、与野西中学校時代から本格的にゴールキーパーのポジションを始める。この頃、外国語とりわけ英語への憧れを抱き「話せるようになりたい」と思うようになった。
浦和東高等学校時代は、高校サッカー3大全国大会と謳われる高校選手権、国体、高校総体のすべてを経験、卒業後の2001年に大宮アルディージャへ入団。入団して日の浅いうちに経験したイタリア短期留学で、イタリア語の習得も志すようになる。
大宮アルディージャ時代にはFIFAワールドユース大会にも出場、スーパーセーブを連発しベスト8進出の原動力となった。2004年に当時の日本代表ゴールキーパー楢崎正剛を擁する名古屋グランパスエイトに移籍。熾烈なレギュラー争いの中で能力に磨きをかけた。
2006年に川崎フロンターレへ移籍。2010年のFIFAワールドカップ南アフリカ大会では、楢崎に替わって日本代表正ゴールキーパーを務め、いかんなく実力を発揮しグループリーグ突破に大きく貢献した。
J1クラブに所属していた10年の間に、地道に英語、イタリア語をはじめとする語学の習得に努めた川島は、ワールドカップ終了後にベルギー・ジュピラーリーグのリールセSKに念願の海外移籍。新たにオランダ語を習得している。2012年、スタンダール・リエージュに移籍。現在、フランス語圏での新たなチャレンジを楽しむ日々を送っている。
■公式ブログ(別ウィンドウが開きます)
http://ameblo.jp/eiji-kawashima/
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