内容
音楽の都でオペラ三昧の旅を
「いつかは、イタリアのオペラ座に行ってみたい!」という憧れを本書でバーチャル体験できます。資料性の高い写真も満載。
【担当編集者からオススメの一言】
「オペラの街に旅したい! 憧れの歌劇場でのオペラ三昧はもちろんのこと、名オペラを作曲したマエストロの足跡を辿る旅をしたい!」そんなイタリア好きのかたを満足させる一冊が誕生しました。
『イタリア音楽散歩』第一章は、声楽を人生の趣味とする林望さんが訪ねる“北イタリア紀行”。ヴェルディの生誕地ブッセート(あの美味なるハムで有名なパルマ県の小さな村ですが)からミラノ・スカラ座、夏の音楽祭で有名なヴェローナ、モーツァルトも通ったというボローニャの音楽院、クレモナのバイオリン工房を巡ります。
続く、第二章では、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場、ナポリのサン・カルロ劇場を中心に、プッチーニ音楽祭、ロッシーニ音楽祭など、サマーシーズンも楽しめるイタリアならではの珠玉の町々を、オペラ研究家の永竹由幸先生の紀行文とともにご紹介。
さて、イタリアですもの! 「マンジャーレ」要素は必須事項。オペラは五感で楽しまなくては・・・との在イタリア編集者の池田夫妻おすすめのアフターシアター・レストランも掲載。名音楽家ゆかりのホテルのスイートも各地で覗いて見ました・・・・・・。
そう本書は、「マニアなオペラ通のためのお勉強紀行」ではなく「ファンタジックなイタリアが好き!」という貴方のための一冊。ふんだんに展開されているカラー写真を見ているだけで、劇場の貴賓席に座ってイタリア旅行を堪能している気分になれるはず。その際の読書のお供はお気に入りのオペラ・アリアを、どうぞ!(編集担当K)
目次
・第1章 林 望が訪ねる北イタリア
〜大音楽家ヴェルディと楽器の故郷へ
ブッセート/ミラノ/クレモナ/ボローニャ/ヴェローナ
・第2章 オペラで旅するイタリア
〜名門歌劇場と音楽家ゆかりの古都巡り
ヴェネツィア
不死鳥の歌劇場フェニーチェと水の都が奏でる調べ
ナポリ
サン・カルロ歌劇場と栄光のテノール歌手カルーゾの故郷
プッチーニ
トッレ・デル・ラーゴの湖畔の音楽祭と
海辺の社交場ヴィアレッジョへ
ロッシーニ
アドリア海の穏やかな港町ペーザロでオペラと美食探求