内容
裏千家茶道シリーズ
炉の季節に行なわれる基本の点前4種を豊富なカラー写真と文章で詳細に解説。携帯しやすいサイズで、とても便利です。
【担当編集者からオススメの一言】
お茶の世界の一年は、11月から4月までの“炉”、5月から10月までの“風炉”の時期の二つに大きく分かれます。茶道を習い始めて数年の初心者(私も含む)にとって鬼門と言われているのが、炉と風炉の切り替え時期、すなわち11月と5月。釜を据える位置が変わるのでお点前もそれまで半年続けていたものとは変わって、手にした道具をどこへ置いてよいのやら、次は柄杓?釜の蓋?それとも茶巾?と、頭の中は大混乱。ようやく慣れたころには半年が過ぎ、また切り替え時期がやって来て混乱し…、という繰り返しで数年が過ぎていきます。
その鬼門を難なく乗り越えるのに一役買ってくれるのが、手順を細かく追ったカラー写真で炉のお点前を解説している本書なのです。携帯しやすいサイズだからお稽古に行く前にさっと目を通しておけば、見ているうちに半年以上前にしていたお点前も、記憶の彼方からすぐに甦ります。より美しいお点前を目指す中級、上級者にもおすすめの1冊です。(編集担当M)
目次
・一章 薄茶運び点前
・ニ章 薄茶棚点前 丸卓
・三章 濃茶運び点前
・四章 濃茶棚点前 佳辰棚
・五章 お茶を習うための質問箱