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リリィ、はちみつ色の夏

 

リリィ、はちみつ色の夏

スー・モンク・キッド (著)小川高義 (訳)

定価:1,760円(税込)

ISBN:4-418-05514-2

四六判 376ページ

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内容

主人公リリィ、14歳の夏の物語

全米350万部の大ベストセラー日本上陸。1964年のアメリカ南部を舞台にティーンエイジャーの不安や苛立ちを描きます。


【担当編集者からオススメの一言】

2年前、原書を手にページをめくった瞬間、私は1964年サウスカロライナの美しい夏に連れて行かれました。木々から溢れる日の光、はちみつの甘い匂い、窓から流れるバイオリンの音色、風の心地よさ…。その瑞々しい世界の中、悲しみから出発したリリィの心になぞり、確かに10代の頃に感じていた痛み、焦燥感、憧憬をたどったのです。そして、深い悲しみから本当の愛を知るのだと読後、私は今までに感じたことのない暖かい気持ちが胸に広がっていきました。このじんわりとしみこむような愛の物語を、ぜひ日本でも読んで欲しいと思い、この一冊を編集したのです。
読者の皆様には、小川高義さんの名訳で原書以上に美しく、悲しく、暖かさにあふれるサウスカロライナの夏の中、本物の愛を見つけることをお約束します。(編集担当U)

目次

【著者紹介】
スー・モンク・キッド
[Sue Monk Kidd]
作家。メモワールとして書いた『不良少女のダンス』(The Dance of the Dissident Daughter)、『心が待ち望むとき』(When the Heart Waits)で好評を得る。本書の発端となった短編でポエッツ・ライターズ賞を、またキャサリン・アン・ポーター賞、ブレッド・リーフ奨励賞を受賞。文芸各誌に作品を発表し、二作品が『ベスト・アメリカン・ショートストーリーズ』で注目作として紹介される(うち一作は本書の抜粋)。現在はサウスカロライナ州チャールストン近郊の、海辺の沼沢地に居を構える。『リリィ、はちみつ色の夏』(The Secret Life of Bees)は著者の第一長編である。


【読者からの声】
深い悲しみを覚えたからこそ、本当の愛を知ったリリィに、読後は胸に暖かいものがあふれて、涙がでてきた。何度でも読み返したい。今年のベストワンになりそうです(東京都・32歳・女性)

あまりに美しい描写の文章に、自分が主人公になりかわって1964年のサウスカロライナに暮しているかのようだった。この世界にずっといたくて、読み終わるのがさみしかった。(大阪府・27歳・女性)

オーガストの「完璧なものなんてないよ…。生きるだけ、だね」の言葉が私の胸にいつまでも響いています。大切な人に教えてあげたい一冊。(北海道・36歳・女性)

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