内容
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日常おいしくお茶を飲むために必要となる水、湯加減などについての解説と玉露、煎茶、番茶などの上手な入れ方を紹介。
【担当編集者からオススメの一言】
煎茶は沸騰している湯ではなく、ちょっと冷ました湯でいれること、ご存知でしたか? 玉露、煎茶、番茶、ほうじ茶、茎茶、芽茶、冷茶、玄米茶などのお茶をおいしく飲むための茶葉の量、水の量と温度、急須や茶碗などの器類の選び方、いれる手順などが本書には載っています。
試しに本の通りにお茶をいれてみたら、甘みがあってまろやかな味に! 合わせて煎茶道の手前も紹介。茶碗を清め、急須を温め、手際よく茶を注ぎ回し、客にすすめ、最後に道具をしまう……その所作一つ一つに、おいしくお茶を飲むための理(ことわり)があるのです。
お茶のおいしさのみならず、その背景にある喫茶の文化に触れたい人は、巻末に煎茶道各流派家元の連絡先が掲載されているので、その門戸を叩いてみてはいかがでしょうか。(編集担当M)
目次
一章 おいしいお茶
ニ章 煎茶の点前
三章 煎茶の知識