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命をかけてプロ野球を救った男仰木彬 パ・リーグ魂

 

仰木彬 パ・リーグ魂

金村義明 (著)

定価:1,650円(税込)

ISBN:4-418-06536-9

四六判 240ページ

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内容

愛弟子・金村義明が「涙」と「笑い」で綴る鎮魂歌

病魔に侵されながらも野球に命をかけ、大リーガーを育て、さらにはパ・リーグ興隆の基礎を作った仰木彬氏。このたび氏の一周忌に際し、公私にわたって仰木氏を実の父親のように慕った金村義明氏の語りによって、勝負師・仰木彬氏の本当の人間像を描きます。

【担当編集者からオススメの一言】

 大の時計ファンでいらっしゃる野球評論家の金村義明氏。今年の3月に金村氏が実の父親のように慕っていらした仰木前オリックス バファローズ監督の追悼記事を「時計Begin」の誌面に掲載しました。このときの取材がきっかけとなり、本書を刊行するはこびとなりました。

 昨年、消滅した近鉄バッファローズを合併したオリックス バファローズの監督を要請され、がんにおかされた身体を押してシーズンを戦い抜くも、昨年末の12月15日、力尽きて逝去した仰木 彬氏。
 「パ・リーグの一番長い日」で実力のパを全国区に知らしめ、翌年以降、「猫の目打線」ともいわれる独特の選手起用により、数々のミラクルVを成し遂げた仰木マジック。
自称「パ・リーグ広報部長」として、パ・リーグの人気向上に奔走、選手の自主性を重要視した独自の人間観察による人材育成によって、大リーガー野茂、イチローをはじめ多くの一流選手を育て上げ、今年の日本ハム日本一に見られるようなパ・リーグの大ブレイクの源を作り上げた氏の手腕は、死後ますます高く評価されています。

 「豪放磊落」「放任主義」。昼は野球、夜は酒、女性。持ち合わせた風貌とそのダンディズムばかりがひとくくりに人間評価として語られた「仰木伝説」は、ある意味で正確ではありません。

 このたび氏の一周忌に際し、公私にわたって仰木氏を実の父親のように慕った金村義明氏に語りによって、豪快にて緻密、大胆にて繊細、父親のように選手たちに接するときもあれば、冷徹な野球の鬼にもなりきれる勝負師・仰木 彬氏の人間味を、彼の25年におよぶ師との密接な付き合いの中から、本当の人間・仰木 彬像を描いてみました。
それはよくいわれる決してカッコいい話ばかりではありません。思わずズッコケそうなお笑い話から、目頭が熱くなるような人情話まで、それはもう、上方演芸そのまんまの“いてまえ流人情話”。

 決してマジックなんかじゃない、人間として選手と真剣に向かいあったべたべたの“協同作業”としての結果が、選手たちの心を貫いた――。そんな映画のような人間ドラマをお楽しみ下さい。(編集担当Y)

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