内容
白洲正子、小林秀雄のDNAを継ぐ著者が、新たな旅の中でみつけた「日本の神」
著者の祖母である白洲正子がその著作のテーマの1つとしていた「日本の神」の実体を追い、日本各地の祭りや寺社を訪ねた紀行随筆集。
【担当編集者からオススメの一言】
著者の祖母であり、共に旅をした白洲正子が自分の著書の其処彼処でふれ、彼女の著作のひとつのテーマになっていた「日本の神」。それは何なのか。一年にわたって日本各地の祭りや神社などを訪ね歩き、紀行随筆を家庭画報で連載したのが昨年。このたびその12回分の連載と新たに加筆した沖縄編が一冊の本となりました。著者と親交があり、神社や日本人の信仰心に詳しい脳科学者の茂木健一郎さんによる特別寄稿も収録します。
目次
特別寄稿 茂木健一郎
まえがき 日本の神とはすべてである
第一章 神話を歩く
第二章 古層の神々に出会う
第三章 神と仏の幸せな共存
第四章 祭りで再生する神