内容
中国春秋戦国時代の偉大な兵法家・孫子の謎に満ちた生涯
孫子の兵法を駆使した戦闘を緻密にダイナミックに描く、著者渾身の書き下ろし。漫画で「孫子の兵法」十三篇が良く理解できます。
【担当編集者からオススメの一言】
春秋時代の中国は大小120の国が分立抗争を繰り返していた。そのなかで斉国で生れた孫武は幼い頃から兵法を学び、両親を亡くした後、呉に流れる。同じく肉親を暗殺され楚から呉へ亡命し、今や大臣となった伍子しょは、呉王に孫武を推挙し、孫武は呉の将軍となる。己の兵法を駆使して初陣に臨んだ孫武は勝利を収めるが、孫武の命を狙う女が現れる。一方、孫武塾で教鞭をとる墨緋は不戦の思想を抱きはじめる。中国古代の戦闘を史料を駆使して再現する大迫力の描き下ろし超大作。
目次
第四章 孫子の兵法 裏十三篇
第五章 豫章累々(よしょうるいるい)
第六章 黄土戦塵
第七章 柏挙の戦い