内容
灰形・灰についてはこの一冊で完璧! 日本一分かりやすい参考書
普段目にする機会の少ない灰形の種類や作り方を豊富なカラー写真、詳しい解説とイラストで解説。
【担当編集者からオススメの一言】
「君は灰形を押したことはあったっけ? まだない? じゃあ、ここに風炉があるから二文字押切灰を作ってみて」と言われて真っ青になる私。けいこでいつも目にはしていても、点前の一挙手一投足に気をとられ、なかなか目がいかないものの筆頭が灰形ではないでしょうか。
序文に「茶人ほど灰に対して深い関心と愛着を寄せている者はありません」とあるように、熟練者になれば灰形をひと目見るだけで茶道の修練の程度が分かると言います。
普段なかなか学ぶ機会が少ないものの、日々のけいこのみならず茶事・茶会にも欠かせない灰形の作り方についての疑問に答えてくれるのがこの一冊。手順を追ったカラー写真と分かりやすい文章・イラストで、灰形作り、灰作りを詳しく解説しています。持ち運びしやすいA5サイズなので、おけいこの行き帰りの予習・復習にも役立ちます。
目次
一章 風炉の灰形
二章 炉中を整える
三章 湿し灰の作り方
四章 火入れ・香炉・半田の灰
五章 灰の手入れと後始末
灰形と灰作りについての質問箱
灰形作りの手順