内容
「七事式」のすべてがわかる決定版!
初心者から上級者まで、表千家流茶道を学ぶすべての方へ、写真・図版を多用して式法をやさしく解説。
【担当編集者からオススメの一言】
第1巻「花月」第2巻「且坐」に続き、第3巻では「廻り炭」「廻り花」「花寄せ」を取り上げます。
「廻り炭」は炉に限られる式で、客と亭主が次々と炭をつぎます。炉中につがれた炭の風情を楽しみながら自分のつぐ炭を工夫し、炭をはさむ訓練も兼ねています。
「廻り花」も同様に、主客が順次同じ花入に花を入れていきます。主客心を合わせて一座建立の流れを繰り返すとともに、一期一会の厳しさも含まれた式です。炉、風炉ともに行われます。
「花寄せ」は「廻り炭」に代えて風炉の式を加える目的で発案されたもので、式法は「廻り花」とほぼ同じです。初心者から上級者まで、表千家流茶道を学ぶすべての方におすすめ。