内容
茶懐石の名店「京都・辻留」に習う、献立の趣向と器づかい
本格的な茶懐石から、わが家のもてなしにも応用できる点心まで。
【担当編集者からオススメの一言】
茶道裏千家にお出入りを許される「懐石・辻留」。その京都店は、
出張料理が専門。四季折々の茶会に相応しい懐石料理で
多くの茶人のかたがたに愛されています。
著者の平晴彦氏は懐石とは「もてなしの心」、
「季節の旬の素材をてらいなく、素直においしく調理すること」に
尽きるといいます。
懐石はすなわち日本料理の基本。味の要となる「だし」の
とり方から、懐石ならではの多彩な献立とその作りかた、
美しい盛り付けの法則や、わが家のもてなしに応用できる
懐石点心など、懐石の名店に学ぶ保存版の一冊です。
また、懐石に使われる器解説や、
綴込み付録「懐石の支度といただき方」など、茶事で役立つ知識も
充実させました。
※本書は1998年小社刊「京都辻留がつくる、季節の茶懐石」の
改訂版。新たに「点心でおもてなしを」の項目を加え、
料理の作りかたを巻末にまとめ、
さらに読みやすく再構成したものです。