内容
人物伝とともに王妃が愛したロココの芸術遺産、モード史など、その文化をビジュアル豊かに展開
ヴェルサイユ宮殿をはじめ、現在訪問可能な王妃ゆかりの城館、離宮を紹介。オーストリアからフランスへの婚礼街道、母と娘の往復書簡など読物も充実の「歴史大河紀行」決定版。
【担当編集者からオススメの一言】
マリー・アントワネット。ハプスブルク家の皇女に生まれ、
ブルボン王朝のルイ16世に嫁ぎフランス王妃として君臨した。
もしも革命という歴史的な運命にのみこまれなければ……
彼女の愛好した音楽・庭園・器・モードなどの「美の遺産」は
芸術性をさらに進化させたことだろう。
類い稀な美意識をライフスタイルに取り込み、
至高の美にまで昇華させたマリー・アントワネットの人生を
豊富な写真と図版を多用して浮きあがらせた
《歴史大河紀行》の1冊。
オーストリア、フランス各地の城館に今も輝く
王妃の美のプロフィールを豊富な読物とともに紹介する。