内容
がんと向き合って半世紀、専門医・帯津良一が明かす理想のがん医療
『家庭画報』連載に、加筆・新規リストなどを加えて再構成。連載時はひと月に100件を越す問い合わせが編集部にくるなど、異例の大反響となった。「がんになってもやれることはまだまだある」を信念に、西洋医学と東洋医学をあわせて使うホリスティック医学の基本理論と実践編を分かりやすく記載。
【担当編集者からオススメの一言】
今や2人に1人ががんを発症するといわれている時代。
決してがんは他人事ではありません。
ご自分が、ご家族が、親しい人がもしがんになったら
ぜひ手にとって頂きたい一冊です。
多くのがん患者さんが「がん告知を受けたときよりも、
手術が終わって退院し、当面受けられる治療がないと
言われた時が不安で押しつぶされそうになった」と言っています。
漢方薬、気功、ホメオパシーなど、帯津先生の考える
ホリスティック医学(西洋医学+東洋医学)では
術後もケアする選択肢がたくさん。
帯津先生ががん専門医として徹底的な患者視点のもと、
行ってきたがん治療のすべてがこの本に記されています。
帯津先生の本は100冊以上出ていますが、
帯津先生のすべてをこれほど広く
深く網羅した本は他にありません。
全国のホリスティック医学を実践する病院・クリニック、
気功の協会・教室のリストを掲載するなど、
帯津先生のところに行けない人でも
ホリスティックな医療を受けたり、
養生を実践できる窓口も紹介しています。
【著者プロフィール】
帯津良一●おびつ りょういち
外科医。1936年埼玉県生まれ。
帯津三敬病院名誉院長、帯津三敬塾クリニック主宰。
東京大学医学部卒業後、同附属病院、都立駒込病院を経て
82年に埼玉県川越市に開業。がん専門医として、
西洋医学と中国医学などの代替療法を組み合わせた
統合医療を行い、理想のホリスティック医学の実現を目指す。