内容
哲学をイラストととともに考える、まったく新しい、世にもかわいい哲学絵本、登場!
あなたの「軸」をつくる、あなたの哲学。ちょっと立ち止まって考えたいときのおすすめ本。
【担当編集者からオススメの一言】
フランスで権威ある賞を多数受賞し、
世界19か国で翻訳されている話題の哲学絵本です。
本書は、大哲学者の言葉から学ぶ・わかる哲学本とは異なり、
自分で哲学することを助けてくれる、まったく新しい哲学本。
なかでは哲学的な12の大テーマを「理性と情動」「肉体と精神」など
対立するものの見方を通して考えます。
やさしい文章と、キュートで意味深なイラストは、
わたしたちの理性と感性に同時に作用して、
あれこれ考え始めずにはいられません。
答えは出ても出なくてもOK。
あれこれ考えることを楽しんでこそ哲学です。
これはあなたらしさを尊ぶ本。ちょっと立ち止まって考えたいとき、
変化したいと思うときに、おすすめです。
【著者プロフィール】
オスカー・ブルニフィエ●Oscar Brenifier
哲学博士、教育者。おとなのための哲学教室と子どものための
実践哲学を広めるために数々の国で活動。
これまでに出した著書は多くの言語に翻訳されている。
日本では、『人生って、なに?』、
『よいこととわるいことって、なに?』(ともに朝日出版社)。
海外では、子ども向けの『哲学者一年生』シリーズ(ナタン社)、
教師向けの『話し合いを通して教えること』(CRDP社)、
『哲学のおはなし』(アルコフリバ・ナジェ社)がある。
また世界における哲学についてのユネスコ白書も手がけている。
ジャック・デプレ●Jacques Després
1985年高等美術学校入学。1990年代初め、当時は発展途上だった
新しい媒体、バーチャルイメージへと転向。この選択によって、
ドキュメンタリー映画、ビデオゲーム、建築、舞台美術といった
多方面で活躍するようになる。現在はイラストレーター。
言葉とイラストとの奇妙な関係を模索しながら、
空間、身体、光に関する自らの考えを追求している。