内容
バレエという芸術の成り立ちを知る入門書。バレエを愛するすべての方にお奨めの一冊
世界有数のバレエ資料蒐集家・薄井憲二コレクション所蔵の希少図版や舞台写真を多数掲載、ビジュアルで眺めながらやさしくバレエの通史を学べる。現在見られるバレエ作品の誕生秘話や伝説のダンサーなど、知っておきたいバレエのエピソードも満載。
【担当編集者からオススメの一言】
本書はバレエを愛する方々すべて、
舞台を観賞する、教室で踊る、またバレエを教える…という皆様に
お届けするバレエの歴史入門の一冊です。
やさしい解説、そしてビジュアルも美しく、作品、ダンサー、
衣裳などトリビアに満ちた本を目指して執筆、編集いたしました。
世界に冠たる薄井賢二コレクションを中心とするビジュアルも多数。
それぞれのページを眺めているだけでも
バレエの優雅な息吹に触れることができるでしょう。
バレエの演目あらすじや解説だけでは知りえない、
バレエの奥深さ、歴史の面白さが満載です。
目次
1章●踊る男性から始まったバレエ<王は踊る>
2章●踊る女性の誕生<3人のマリ―>
3章●ロマン主義が生んだロマンティック・バレエ
4章●チャイコフスキー3大バレエの誕生
5章●バレエ・リュス〜バレエは芸術になった〜
6章●バレエ・リュスのライヴァルたち
7章●アフター・バレエ・リュス
8章●世界のバレエ団
【著者プロフィール】
芳賀直子●はが なおこ
舞踊研究家。バレエ史を専門とし、中でもバレエ・リュス、
バレエ・スエドワ研究が中心。東京藝術学舎、
新国立劇場バレエ研修所でバレエ史の講座を持つ。
薄井憲二バレエ・クレクションのキュレーター。バレエ関係の
展覧会監修も多く『妖精になったバレリーナ〜ロマンティック・
バレエの世界』展(ニューオータニ美術館)、『バレエ・マンガ〜
永遠なる美しさ』展(京都国際マンガミュージアム)など。
著書に『ICON〜伝説のダンサー、ニジンスキー妖像〜』(講談社)、
『バレエ・リュス〜その魅力のすべて〜』(国書刊行会)、
『拍手しすぎる日本人、行列してまで食べないフランス人』
(講談社+α新書)がある。