内容
賢人たちは激動の10年をどう見つめてきたのか
昭和の名総理と言論界の重鎮、憂国の作家、戦略家が「日本」を熱く語り合った至高の対談集。
【担当編集者からオススメの一言】
本書は、2004年から2014年にかけて日本テレビでOAされた
「本音激論!なかそね荘」を単行本化したものです。
この10年は自民党から民主党に政権が変わり、
また自民党が政権を奪取するという、
近年まれに見る激動の時代でした。
政治的には「ねじれ」の状況が続き、
経済的には停滞そして漂流し「格差」も広がりました。
そして未曽有の大震災。空前の犠牲者、原発事故は
言い知れぬ不安をかきたてました。
この10年、日本に漂い続けた「出口のない閉塞感」を
賢人たちはどう見たのか。
「まえがき」「むすびにかえて」を中曽根氏、
「あとがき」を渡邉氏が特別寄稿。
目次
第壱回●小泉自民党敗北/日本とアジア/宰相の条件 ほか
第弐回●小泉政権を斬る!/憲法論議/天皇/NHK ほか
第参回●トリノ/少子化/移民/教育/崖っぷちニッポン ほか
第四回●いじめ/安倍政権への評価/北朝鮮と中国 ほか
第伍回●福田/大連立構想/東国原/食品偽装/ねじれ ほか
第六回●鳩山総理/普天間基地/日中関係 ほか
第七回●菅内閣/小沢一郎/尖閣問題/北方領土 ほか
第八回●東日本大震災/野田内閣/大阪都構想 ほか
第九回●第二次安倍内閣/日本維新の会/消費税増税 ほか
第拾回●アベノミクス/特定秘密保護法/集団的自衛権 ほか
●発起人
中曽根康弘(第71〜73代内閣総理大臣)
●ゲスト
渡邉恒雄(読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆)
石原慎太郎(作家)
寺島実郎(一般社団法人日本総合研究所理事長)
●聞き手
テリー伊藤(演出家)
小栗 泉(日本テレビ報道局解説委員)