内容
万葉集に詠われている草花60種を紹介
万葉集に登場する草花60種を詳細な解説と写真で紹介し、日本人の心の原風景を探る!
【担当編集者からオススメの一言】
本書では万葉集に詠まれた植物の中から草本60種を紹介しました。万葉集に登場する植物を国文学と本草学の考証のみならず、生薬学や薬用植物学の知識まで導入して解説したため、類書とはひと味もふた味も異なる内容になっています。堅香子(かたかご/カタクリ)、月草(つきくさ/ツユクサ)、朝顔(あさがほ/キキョウ)などの身近な草花を、古代人はどのように見ていたのでしょうか。現代人が美しいと思う花であっても、古代人はまったく別の部位に関心を寄せていたことがわかります。古代人の目線を意識した本書は、驚きと新しい発見でいっぱいです。また、本書で紹介した植物は、白バックキリヌキと生態写真を組み合わせビジュアル的にも美しく、自然好き、古典好きの方へのプレゼントにも最適です。