内容
老舗フレンチ「銀座レカン」6代目シェフ、高良康之による「基本のフレンチ」レシピブック。
代々著名なシェフを輩出してきた老舗フレンチ「銀座レカン」6代目のシェフ高良氏はSNSでも大人気のシェフ。本書はそんな高良シェフによる「基本のフレンチ」のレシピブック。素材も身近なシンプルなものを用いながら、伝統に培われたフレンチの基礎をひと皿ひと皿、丁寧に作り、味付けのコツやテクニックの極意を語ります。工程写真も多数。誌上スーパーシェフレッスンという一冊でまさに保存版。
目次
第1章/卵料理 ウフ・アン・ムーレット、ポッシェ、エッグベネディクト 他
第2章/ヴェイネグレット シードルヴィネガーのヴィネグレット、ナッツのヴィネグレットソース 他
第3章/フォン オニオングラタンスープ、チキンコンソメスープ 他
高良康之 Yasuyuki Takara
1967年東京生まれ。高校時代の喫茶店でのアルバイトで料理の楽しさに目覚め、シェフという職業を志す。1985年池袋「ホテルメトロポリタン」に入社。1989年渡仏し、「ラミロテ」(ロワイヨン)を皮切りに「オーベルジュ・ブレッサン」(ブレス)、「ラ・プティット・クール」(パリ)、「オンブルモン」(サヴォア)、「パン・アデュール・エ・ファンテジ」(ランド)の各地で研鑽を積み、1991年帰国。東京・赤坂「ル・マエストロ・ポール・ボキューズ・トーキョー」副料理長、1997年日比谷「南部亭」料理長、2002年「ブラッスリーレカン」料理長を経て、2007年「銀座レカン」に就任。1974年創業の日本を代表するグランメゾン6代目総料理長となる。
2015年1月「銀座レカン」はミキモト本店ビル建て替えのため一時休店となるが、レカングループ総料理長として、「ロティスリーレカン」「ブラッスリーレカン」「ブーランジェリーレカン」を統率する傍ら、内外の生産者を訪ね、セミナーや公演などで全国を駆け巡るなど、食のネットワークを広げる。2017年6月、装いも新たになった「銀座レカン」と高良シェフの活躍におおいなる注目が寄せられている。