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ぼくは蒸留家になることにした

 

ぼくは蒸留家になることにした

江口 宏志 (著)

定価:1,760円(税込)

ISBN:978-4-418-18600-6

四六判 208ページ

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内容

古書店の経営やブックセレクトなど本の世界で活躍してきた著者が蒸留家に転身し蒸留所をつくるまで

mitosaya 薬草園蒸留所ができるまで。古書店の経営やブックセレクトなど本の世界で活躍してきた著者が蒸留家に転身し、千葉県大多喜町の薬草園跡に蒸留所をつくるまで。

目次

巻頭 写真

第1章 自分を表現できる「技術」を探す
ぼくが本屋を辞めたわけ
生活という表現に魅了されて
手と体を動かすことで得られるもの
食から広がる表現
欲しいのは、技術
香りと味の錬金術師、蒸留家
ブランデーに魅せられて
香りの世界を探究する
環境という香りを知る
ついに本屋を辞める決意の時

第2章 蒸留家見習い、ドイツで修業する
蒸留の仕事は干し草づくりから?
都会では得られないものを求めて
ドイツ暮らしことはじめ
大工仕事、羊の爪切り、何でもやります
ブランデーづくりは果実の収穫からはじまる
蒸留の前段階、発酵原液を仕込む
蒸留修業は見よう見まね
ブランデーの決め手は蒸留液の「ボディ」
美しい銅だけが良質なブランデーをつくる
ヒロシ、修業なんかしている場合じゃないよ
夢だけでは蒸留所はつくれない
ブランデーを取り巻く日本の法律
人との出会いという大きな収穫
二度目のドイツ修業に旅立つ
千葉・大多喜町の薬草園を蒸留所に

第3章 蒸留家への道
mitosaya始動
やわらかく、ゆっくりと、いっしょに働く
日本の伝統技術とのコラボレーション
東京からいざ、大多喜町へ
農業法人・「苗目」設立
酒税法という壁
お金の工面に走りまわる
ポスト老後

第4章 最初の一本
蒸留所、完成
蒸留所のそばのささやかな小屋
養蜂の虜になる
5月の風吹く植樹会
鬼教官にしごかれながらフォークリフトの免許を取る
蒸留所開きツアーに向けての準備
一歩進んで二歩下がる││保健所の指導
蒸留所の備品をセレクトする
最後まで立ち塞がった酒造免許の壁
帳簿との格闘
蒸留酒のスパイスのような個性的な生産者たち
パッケージングの要、瓶の製作
誰も味わったことのないブランデーを
「実」と「莢」


江口宏志(えぐち・ひろし)
蒸留家。1972年、長野県生まれ。2002年にブックショップ「UTRECHT」をオープン。2009年より「TOKYO ART BOOK FAIR」の立ち上げ・運営に携り、2015年に蒸留家へと転身。2018年に千葉県夷隅郡大多喜町の元薬草園を改修し、果物や植物を原料とする蒸留酒(オー・ド・ビー)を製造する「mitosaya 薬草園蒸留所」をオープン。千葉県鴨川市でハーブやエディブルフラワーの栽培等を行う農業法人「苗目」にも携わる。

mitosaya 薬草園蒸留所
千葉県大多喜町の薬草園跡に設立された、自然からの小さな発見を形にする蒸留所。
住所: 千葉県夷隅郡大多喜町大多喜486
Webサイト: www.mitosaya.com/
Twitter: @3tosaya
Instagram: @3tosaya

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