内容
『こどもの庭 ― 仙田満+環境デザイン研究所の「園庭・園舎30」』の英語版
仙田満氏独自の<遊環構造>理論に基づき、これまでに設計した代表的な園庭・園舎の集大成版。写真家・藤塚光政の躍動感ある写真と図面で、各園をご紹介します。園舎と園庭、遊具が一体となった空間で、いきいきと遊ぶこどもたちの姿に、あそび環境の充実がこどもの心身の成長に欠かせぬものだと気づかされます。これからのこどもの環境を考える、すべての保育者、保育経営者必携の一冊です。
仙田 満/
1941年、神奈川県生まれ。(株)環境デザイン研究所会長。環境建築家、東京工業大学名誉教授、工学博士。’68年、環境デザイン研究所を設立。こどものあそび環境を独自研究し、こどもの興味と行動基準を軸にした“遊環構造”理論を提唱。理論に基づき、変化に富む循環機能をもつ園舎・園庭・遊具のデザイン・設計を数々手がけ、都市におけるこども環境への提言を続けている。毎日デザイン賞、日本建築学会賞ほか受賞多数。
藤塚 光政/
1939年、東京都生まれ。写真家。’61年、東京写真短期大学卒業。月刊「インテリア」編集部を経て’65年独立。大型カメラが主流であった建築写真界で、早くから35ミリカメラを駆使し、軽快なフットワークでダイナミックかつジャーナリスティックに建築作品や環境を切り取る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)