内容
「50過ぎたら」シリーズの著者がアラカン(還暦)向けの初エッセイ。
50代と違って60代になると、老いを意識し始める。親や大切なパートナーとの別れという悲しみを経験する人もいるだろうし、孫が生まれたり、職場を離れ新たな友人ができる喜びを味わう人もいるだろう。著者は老いはけっしてマイナスなものでなく、経験を活かし堂々と開き直れるところがいいと言う。沖流の老いとの向き合い方、日々の生活の中に小さな喜びを見つけ方を。
目次
●プロローグ ●第一章 快適に暮らす 何でもない暮らしの中の小さな喜び ちょっとだけ丁寧に暮らす/たまには時間から解放される/時には食べ過ぎてもいい/上手な掃除は元気を呼ぶ/お福分け/ちょっと便利な料理の基礎/豊かな節約を楽しむ/心が落ち込んだら/四季折々の楽しい家仕事 ほか ●第二章 元気に明るく暮らす 心も体も自由で元気に! しわやシミは気にしない/森が好き/鏡を見る理由/思っていることを書き出す/こまめな着替えで心と体のトレーニング/ボデイローションや乳液はあちこちに置く/床にものを置かない習慣/つましい暮らしを楽しむ ほか ●第三章 老いと上手に向き合う 心と上手につき合う、向き合う 悲しみも喜びも/心を安定させる小さな引き出し/二人の自分/嫉妬から自分を解放する/怒らない/よく笑うもの勝ち/心の隠れ家/悲しがり過ぎない/今日一日の感謝する/老いを楽しむ ほか
●エピローグ〜60からは喜びはかけ算、悲しみは割り算
沖幸子/
兵庫県生まれ。生活評論家、エッセイスト。家事サポートサービス「フラオ グルッペ」代表。神戸大学卒業後、ANA、洗剤メーカーを経て、当時としては女性では珍しいベンチャービジネスで家事代行会社を企業。「そうじのカリスマ」としてテレビ・ラジオ・雑誌などで活躍中。主な著書に『犬と暮らすと家がキレイになりますー愛犬との快適生活術』(小社刊)、『ドイツ流 「楽しい掃除」の法則』(光文社)、『50過ぎたら、ものは引き算、心は足し算』(祥伝社)など。