内容
注目の絵本『ねことことり』の画家・なかの真実、幻のデビュー作
たかい崖のうえにある、古い家で暮らす猫は、ある朝、色とりどりにかがやく石のようなものを見つけます。不思議なことに、その“石”はどんどん大きくなり……。新進気鋭の細密画家・なかの真実が描く、イマジネーション溢れる光と闇のファンタジー。「一体このあとどうなるの?」と、ハラハラドキドキ楽しみしながら、子どもも大人もどっぷりと物語に浸かることができます。
【著者プロフィール】
なかの真実●1984年、神奈川県生まれ。デザイナーとして勤務後、イラストレーターとして活動。2017年より舘野鴻氏に師事。水彩を使用した細密画、表現するための絵描き道を学ぶ。本書で絵本作家デビュー。「いきものづくし ものづくし」シリーズ(福音館書店)の4巻内「しろくろのいきもの」、6巻内「さるのかお」の作画を担当。絵本に『ねことことり』(作/たてのひろし・世界文化社)がある。