内容
人も動物もすべての生きとし生けるものが、美しい満月をめでる観月祭の物語
羽尻利門氏が、美しい細密画で描く、家族で楽しむ日本の行事絵本第2弾。十五夜の夜、神社のお祭りへ行くキッカとゲント。山の頂上の境内では、月の神さまに感謝と祈りを捧げる観月祭が行われていて……。人も動物もすべての生きとし生けるものが、美しい満月をめでる夜のお話。本文中の各見開きには、絵本と関わりの深い言葉(4つの文字)が隠されています。文字探しもお楽しみください。
【著者プロフィール】
羽尻利門●1980年、兵庫県生まれ、京都府育ち。立命館大学国際関係学部卒業。貿易会社勤務ののちイラストレーターに。主な作品に『夏がきた』『神社のえほん』(あすなろ書房)、『そらいっぱいの こいのぼり』(世界文化社)、『えほん遠野物語 おまく』(文・京極夏彦、汐文社)、『きみも運転手になれる! パノラマずかん 運転席』(文・宮本えつよし、パイインターナショナル)などがある。