内容
障害の有無に捉われず、どの子も大切にするインクルーシブ保育。9園の事例を、豊富な写真でご紹介!
どの園にも障害のある子、外国につながりのある子などがいて、一斉に同じ活動をする従来型の保育が、実情に合わなくなってきている今日。子どもたちの多様化が進む中、一人ひとりを大切にするインクルーシブな保育が今、求められ始めています。
本書では、保育の場面での、インクルーシブな事例を豊富な写真でわかりやすくご紹介。保育者同士の協働や、保護者との関係づくり、専門機関との連携の方法を、9園の実践から学びます。
目次
第1章 インクルーシブな日常の保育とは
(「同じ」でなくていい集団活動 /「集団」と「個」を見る/主体性の尊重/ 専門機関の支援も受けて/外国につながる子どもも保護者も/医療的ケア児もともに)
第2章 誰もが楽しんで参加できる行事とは
(運動会/発表会/園外保育/作品展・誕生会)
第3章 広がる、進めるインクルーシブ保育
(保育者同士の協働/園内研修/保護者との連携/地域に広げる)
第4章 インクルーシブ保育の基礎知識
【監修者プロフィール】
太田俊己●放送大学客員教授。神奈川県生まれ。筑波大学大学院教育研究科修了。千葉大、植草学園大、関東学院大を経て現職。インクルーシブ保育の推進に力を注ぐ。