
世紀末の爛熟したヨーロッパ文化は綺麗ごとでないリアルな庶民の生活までオペラ化した。その先鞭をつけたのはマスカーニとレオンカヴァッロだったが、プッチーニもそれに続いて「ラ・ボエーム」を発表した。「ボエーム」とは「放浪者たち」という意味。パリの屋根裏部屋で囁かれる詩人ロドルフォとお針子ミミの甘い恋、そして貧しさ故に恋も破綻して若き命を失うミミ。限りなく甘い音楽で綴られる青春の歌。
| プロフィール |
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| ローマ生まれ。シンフォニーとオペラ両方で活躍。スカラ座、フェニーチェ、サン・カルロ、ボローニャ、ウィーン国立、チューリッヒ、サンフランシスコ、テアトロ・コロンなどの歌劇場に出演。1993年にはトリノ歌劇場で「マノン・レスコー」の初演100周年記念公演を指導。ヴァッカイの「ロメオとジュリエット」、マスカーニの序曲、間奏曲集など、珍しい作品の録音も多い。 |
| プロフィール |
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| イタリアのモデナ生まれ。20世紀後半を代表するソプラノの1人。19歳の時に「カルメン」ミカエラ役でデビュー。「ラ・ボエーム」のミミは一番の当たり役で、1963年のスカラ座デビューも、65年のメトロポリタン歌劇場デビューも同役であった。 「フィガロの結婚」「シモン・ボッカネグラ」「オテッロ」「エフゲニー・オネーギン」などで名演を残し、後年は「アドリアーナ・ルクヴルール」や「フェドーラ」などもレパートリーに加わっている。このDVDで共演しているギャウロフとはおしどり夫婦として知られていた。 |
| プロフィール |
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| イタリアのモデナ生まれ。輝かしい高音と完璧な歌唱で知られる。「ラ・ボエーム」でデビューして以来、「愛の妙薬」「リゴレット」などのリリコの役柄から、後年は「仮面舞踏会」「アイーダ」「トスカ」「トゥーランドット」などリリコ・スピントの役柄まで歌った。 スカラ座、メトロポリタン歌劇場など世界の一流歌劇場に出演したほか、録音も数多い。ドミンゴ、カレーラスとの三大テノール・コンサートなどでポピュラーな人気を得た。 |
| プロフィール |
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| イタリア演劇界を代表する演出家の1人。これまでヴェネツィアのビエンナーレや、ボローニャ、ボルツァーノ、ローマなどの常設劇場でディレクターを務めたほか、ヴェネツィアで1980年に『ヴェネツィアのカーニヴァル劇場』、パリで1999年に『イタリア劇場』を立ち上げる。シェークスピアや「シラノ・ド・ベルジュラック」「ドン・キホーテ」「メデア」の演出などが知られている。 「ドン・ジョヴァンニ」などオペラの演出でも評価は高い。現在ヴェネツィア・ビエンナーレの演劇部門ディレクターに再任されている。 |
| プロフィール |
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| トリノ近郊のクーネオ生まれ。1987年スポレートのコンクールで優勝し、同年デビュー。美貌とドラマティックな歌唱でヴェルディ、プッチーニを中心に、スカラ座、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場、ベルリン州立歌劇場ほか、一流歌劇場で歌っている。 98年に新国立劇場オープニング記念のゼッフィレッリ演出「アイーダ」のタイトルロールを歌い、その後も新国立劇場への出演は数多い。プッチーニ音楽祭でもこれまで「トスカ」「マノン・レスコー」「ラ・ボエーム」に出演し、好評を博している。 |
ちょっと気にしておきたいのは、ミミが鍵を失くしてロドルフォに「cerchi!(捜して下さいね!)」と言う時と、彼が鍵を見つけたらしいのに見つかってないよと嘘をついた後で「Cerca?(捜して下さっているの?)」と言う時の違いです。
最初の「cerchi」は単に捜してね、ですが次の時は、声が色っぽくなります。ここらへんを変化させるのが名歌手というより名女優なのです。
(解説BOOKより一部抜粋)
DISC1 サンフランシスコ歌劇場
DISC2 トッレ・デル・ラーゴ プッチーニ音楽祭
(C)Arthaus Musik GmbH/Dynamic srl.
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