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創立70周年 社長メッセージ 新・出版ビジネスへ!創立70周年 社長メッセージ 新・出版ビジネスへ!

日頃は小社出版物、商品のご愛読ご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
お陰さまで、小社は本年、創立70周年を迎えることができました。
創立以来、多くの読者の皆様ならびに関係各位のご支援の賜と厚くお礼申し上げます。

「子供に 明るさ・希望・笑い を届けよう・・・」

 この思いを胸に、創業者鈴木郁三は終戦覚めやらぬ1946年、社の起源となる『子供マンガ新聞』を創刊しました。週刊『子供マンガ新聞』は瞬く間に広がり大成功をおさめました。
 その後、訪問販売による書籍や全集などを多数刊行する出版社として成長を続け、2,000万部に達する販売記録をもつ『科学ブック』(全22巻)、『世界文化シリーズ』(全26巻)、『日本歴史シリーズ』(全22巻)など大ヒットを連発することとなりました。

今までにない女性誌を・・・『家庭画報』創刊

 当時の一般的な出版物は読み物を中心としていましたが、小社は見て楽しい、役に立つ“ビジュアル”重視の出版物を成功させてきました。このことを活かし、1958年に月刊雑誌『家庭画報』を創刊しました。『家庭画報』は“グラフィックな家庭誌”として、日本や世界の伝統文化を中心に、クオリティの高い迫力ある写真と情報で“夢と美を楽しむ”を表現し、今や日本を代表する女性誌へと成長しました。
 『家庭画報』は、2016年6月号(4月30日発売)で通巻700号を迎えます。

経営を多角化、通信販売事業スタート

 1967年、判型を大きくし、現在のサイズとなった『家庭画報』誌上で、“あなたに代わってお買い物します”という新連載を開始しました。これがカタログ通販に発展、以降半世紀にもおよぶ通販の歴史の中で、数々のヒット商品が誕生しました。「家庭画報の美味しいお米」は超ロングセラーとなり、「家庭画報のえび麺」は圧倒的人気から全国各地の高級スーパーでも発売し、大好評を得ています。
 お陰さまで通販事業は本年、50周年を迎えました。

幼児教育の世界に新風を吹き込む 「ワンダーブック」の創刊

 小社創業の思いも新に1968年、幼稚園・保育園向け教材絵本として月刊『ワンダーブック』を創刊。その後、続々と園向け絵本・教材・遊具などを開発、販売。1994年にはディズニーキャラクターも導入し、小社の幼稚園・保育園向け事業は、市場の一角を占めるまでに成長するとともに、社のビジネス領域を拡大することになりました。

男性雑誌路線強化 『Begin』『MEN'S EX』の創刊

 1988年に『Begin』を、1994年には『MEN'S EX』を創刊。『Begin』は“モノ&コト”の情報誌、『MEN'S EX』はエグゼクティブなビジネススタイルを中心とした男性ファッション誌として読者の支持を得ています。
2014年には『Begin』の女性版として『LaLa Begin』が誕生しています。

シニア市場を開拓 『レクリエ』と『ときめき』の創刊

 2013年、高齢者の暮らしをサポートする『レクリエ』を創刊。続いて翌年、アクティブシニアの女性実用誌『ときめき』を創刊。拡大するシニア市場とシニア世代のニーズに応えてまいります。

ブランドビジネスへの挑戦

 雑誌から得た豊富なコンテンツを活用し、紙媒体以外の新しい商品づくりに取り組んでいます。たとえば、「家庭画報アカデミー」「食の学校」「レクリエセミナー」など、読者の皆様と接するさまざまなイベントを提供しております。
このほか、ブランドのコンセプトやイメージによる他業種とのコラボレーション商品の開発、販売もすでに『家庭画報』、『Begin』で展開しています。

次の時代へ・・・

 スマートフォンやネットの登場は、私たちのライフスタイルを大きく変えました。
そのような中で既存の紙媒体に加え、電子雑誌、電子書籍など、出版社として皆様に情報をお伝えする手段が増え、マルチデバイス化も積極的に進めております。
 また、2020年に開催される東京オリンピックを前に、訪日外国人が急増し、日本への関心が高まってきています。すでに刊行されている『KATEIGAHO INTERNATIONAL Japan EDITION』(家庭画報英語版)など、日本の素晴らしい文化をコンテンツとした事業への取り組みも始めています。

 これからも、当社の企業理念である「読者と共に 顧客と共に」をモットーに、皆様のご期待にお応えすべく、新しい出版ビジネスを実現してまいります。
 今後とも一層のお引き立てを賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2016年2月

株式会社 世界文化社
代表取締役社長 鈴木 美奈子

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