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歌舞伎の真髄を生きる坂田藤十郎

 

坂田藤十郎

坂田藤十郎 (著)

定価:2,828円(税込)

ISBN:4-418-06520-2

A5判 192ページ

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内容

坂田藤十郎という大きな夢を叶えた著者が、人生の軌跡を綴るフォト&エッセイ

平成17(2005)年、京都・南座にて三代目中村鴈治郎丈が上方の大名跡を復活させ、坂田藤十郎として生まれ変わりました。新しい人生を手に入れた著者のこれまでの歩みと、さらなる挑戦を言葉にした初の書き下ろしエッセイ。歌舞伎の魅力にとどまらず、人間の限りない可能性を感じさせる夢が膨らむ一冊です。

【担当編集者からオススメの一言】

 本書は歌舞伎の専門書ではありません。藤十郎ファンや歌舞伎愛好者はもちろんのこと、夢を持ち、その実現を目指して歩むすべての方に一読していただきたい「生き方のヒント本」です。
 著者である坂田藤十郎丈は74歳にして大きな夢を叶え、新しい人生をスタートさせました。歌舞伎役者は名跡を襲名すること、つまり名前が変わることで新しく生まれ変わることができるからです。
 本書では、二代目中村扇雀から三代目中村鴈治郎に、そして坂田藤十郎へと名前を変えて生きる、その生き様がリアルに描かれています。藤十郎丈の今を築く礎となった作品『曾根崎心中』との出会いから襲名後の心境に至るまで、ご本人が綴った言葉の一つ一つは率直そのものであり、それは誰もが直面するハードルを越えるためのヒントとなることでしょう。(担当編集Y)

目次

第一章 お初とともに歩んだ人生
新しい女形の誕生/藤十郎の描くお初

第二章 役者としての覚醒
始めるのに遅いことはない/本物との出会い/見ることが学ぶこと

第三章 歌舞伎は世界の共通言語
シェイクスピアの国で/近松座での発見/上方歌舞伎が世界を行く

第四章 藤十郎への転生
夢の先には夢がある/仕草は心の表れ/気持ちを宣言する口上/新作で飾る襲名/上方歌舞伎隆盛のために

第五章 歌舞伎の真髄
“伝わる”歌舞伎を/藤十郎風の味付け/格だけでなく、物語本位の歌舞伎を/歌舞伎は楽しいダンスショー

第六章 後世へと繋ぐもの
無意識の中の意識/意味のある回り道/歌舞伎は素材の宝庫

第七章 自分を生ききる
枯れた芸などない/自分を追究する人生/私の人生に欠かせないもの/私の辞書にマンネリはない

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