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榊 莫山家の茶懐石のおもてなし

 

榊 莫山家の茶懐石のおもてなし

榊せい子 (著)

定価:5,060円(税込)

ISBN:4-418-06903-8

AB変形判 216ページ

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内容

12か月の茶懐石20献立と菓子のレシピを収録

書家・榊 莫山さん一家の茶のもてなしと日々の暮らしには、四季折々の季節感が満ちています。個性あふれる茶事と旬を生かした手作りの懐石と菓子。十二か月の献立とその作り方がこの一冊にまとまりました。

【担当編集者からオススメの一言】

茶懐石というのは、茶事の中で濃茶をおいしくいただくために、その前に供される軽い料理で、もともと禅宗の精進料理から考えられたものです。しかし、お茶を嗜まれる方々にとっても、茶懐石は食材や調理法が特別な感じがする上に、難しい決まりごとがたくさんありそう、そして専門のプロの料理人が作るもの、というのが率直な感想かもしれません。しかし、茶道が始まった頃には、茶のおもてなしをする亭主自らが料理や菓子を作るのが当然とされていました。したがって簡素で慎ましく、亭主の人柄を感じさせる心温まるものが、いちばんのご馳走となります。

本書は、著者・榊 せい子さんが、書家である父・榊 莫山氏と茶人の母・美代子さんとともに自宅で催した12か月の茶事、そして茶懐石と菓子を収録したものです。レシピだけでなく、せい子さんが、献立、器の取り合わせ、調理についての考え方、工夫を述べているのが本書の特徴です。また、随所に散りばめられた莫山氏の洒脱なエッセイも、ぜひお楽しみください。

最後に私事でありますが、先輩の編集者Sさんが先日、急逝されました。彼は生前、榊 莫山氏の随筆を幾冊か担当されたこともあり、この本の刊行を楽しみにしてくれていました。天国でこの本を手にした彼の姿を思い浮かべつつ、ご冥福を祈らせていただきます。(編集担当I)

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