内容
日本にクラシコイタリアを紹介した男の最後の著書!
スーツやシャツ、靴や鞄、アクセサリー…男をよりお洒落に、エレガントに演出してくれる究極のアイテムを、著者独特の視点で紹介。
クラシコイタリアを日本に定着させ、ニッポン男児に「紳士の服装の何たるか」を教え、その浸透を見届けるかのようにして2006年夏(8月7日)永眠された、人気服飾評論家最後の一冊。雑誌『LEON』にて連載されていた「箪笥の中身」を完全収録。
【担当編集者からオススメの一言】
スーツやシャツなどの布モノの他、靴や鞄などの革モノ、アクセサリーや小物などの金属モノに至るまで、男をよりお洒落に、エレガントに演出してくれるアイテムの数々を網羅。
実際に著者が購入し、使い、感じたことがそのまま書いてあるので、どう選び、どう使い、どう楽しむべきか?という提案が非常に解りやすい。
著者独特の歴史考察もふんだんに盛り込んであり、勉強になって、楽しく読める、洒落者には絶好一冊となっている。(編集担当N)
目次
1.二十数年前のベルベストのスパン・カシミアスーツ
2.15年前のキトンのカシミア・ジャケット
3.セルッティの別珍ジャケット
4.ブリオーニのタキシード
5.アクアスキュータムのシルクのレインコート
6.バリーのダブルフェイスジャンパー
7.マリネッラのハンドメイド・ネクタイ
8.シャルベとブリーニのシャツ
9.ミラノのハンドメイドシルクシャツ
10.セルッティの編み上げブーツ
11.フェラガモのローファー
12.タニノ・クリスチーのモカシン型タッセルローファー
13.スズキ・コウジのモンク・ストラップ
14.ルイ・ヴィトンのアタッシェ
15.ハートマンの鞄
16.ピンクゴールドのロレックス
17.二十数年前のスキャバルの財布
18.「カルティエ」と「デルタ」のローラー・ボール
19.ダンヒルとオールドイングランドのパイプタバコ
20.美と機能を併せ持つ英国製の傘
21.ダンヒルのステッキ
22.色彩と地厚コットンが秀逸、イタリア製バスローブ
23.タニノ・クリスチーとベネチア老舗の室内履き
24.アンティーク・ワイングラス
25.27年前の小千谷縮(おぢやちぢみ)
26.人間国宝・藤原啓氏の備前焼きぐい飲み