内容
製本技術の限界に挑戦した大迫力のヴィジュアルで、国宝・重文、名品に肉薄する
知られざる広大な庭園の素顔を、庭園マップつきで紹介。また主要美術作品187件(国宝、重文、重美)すべてを、写真つきで一覧に。
【担当編集者からオススメの一言】
日本の私立美術館の中でも、根津美術館の懐の深さは格別です。
質量ともに充実したコレクション、都会にありながら
「森」と呼ぶにふさわしい広大な庭園と、
そこに点在する石塔・石仏の数々……。
本書では、国宝・重用文化財を中心とした名品の数々を、
観音開き・三つ折開きなど製本上の工夫で超ワイドに見せます。
また、新発見の資料・写真なども駆使して、
美術館の素顔と魅力に迫ります。
さらに巻末では、主要美術作品187件(国宝、重文、重美)すべてを、写真つきで一覧にまとめるなど、
資料的価値の高い内容になっています。
この一冊には、誰も知らない根津美術館が詰まっている。
目次
●巻頭エッセー/大岡 玲
●名品を堪能する
国宝◎燕子花図 尾形光琳 筆
国宝◎那智瀧図
国宝◎漁村夕照図 牧谿 筆
国宝◎鶉図 伝 李安忠 筆
国宝◎無量義経・観普賢経
新公開◎不動明王立像 ほか
●都会の森に溶け込む美術館
根津公一館長に聞く
●知られざる庭園の素顔
●根津青山と美術館の70年
●美術館の基礎データ