内容
日本の究極の文化・美を探る
御装束神宝の調製に携わる名匠たち、その「祈り」と「技」に触れる。「遷御の儀」をはじめ、第62回神宮式年遷宮にて催行された諸祭・諸行事の写真も満載。
【担当編集者からオススメの一言】
平成25年10月、伊勢の神宮で第62回式年遷宮が行われた。
20年に一度、すべてを一新する式年遷宮では、
神様の服飾品や威儀具、武具や日常具など
1576点もの御装束神宝が調製される。
この御装束神宝の調製には、
当代最高の美術工芸家や名匠があたり、
日本の伝統技術を継承する重要な側面も持っている。
本書では、貴重な御装束神宝を
豊富なカラー写真で紹介するほか、
調製者たちが深い祈りと最高の技で調製にあたる模様を紹介。
「遷御の儀」をはじめ、式年遷宮の諸祭・諸行事も紹介する、
資料性の高い1冊。
目次
【著者プロフィール】
南里空海●なんり くみ
ジャーナリスト、編集者。
新潟県生まれ。『家庭画報』の編集者を経てフリーランスに。
マザー・テレサ、アウン・サン・スーチー、ミヒャエル・エンデ、
オノ・ヨーコなどのインタビューやルポルタージュを数多く手がけ、
雑誌を中心に活躍。また、沖縄をめぐる平和運動を探った
『沖縄からはじまる』をはじめ、編集を担当した書籍も多数。
著書に『伊勢の神宮』『ヴァチカン』
『シルクロードを行く』『神饌』(以上、世界文化社)、
『京の雅・冷泉家の年中行事』(集英社)など。