内容
心躍らせるものが人生にはいっぱいあるわね―聖子センセイ85歳、待望の最新エッセイ
いい匂いのする人生を。あなたへのメッセージ全25章。
【担当編集者からオススメの一言】
恋愛小説の復刊により、女性の間で
大ブームを巻き起こしている田辺聖子さん。
待望の新刊がついに発売。
この時代だからこそ生まれる思いを語りつくしたエッセイです。
歳月を重ねた今だからこそ、見えてくるもの……。
田辺聖子さんがすべての女性に向けて伝えたい言葉が、
ここにあります！
目次
・続く恋、終わる恋
・好きなものには溺れよ
・いい匂いのする人
・男の色気
・片思いの処方箋
・挨拶は人生の勉強
・心がちょっとくもった日には
・おもろきかな、夫婦
・赤い糸より確かなこと
・涙を瓶につめて
ほか
【著者プロフィール】
田辺聖子●たなべ せいこ
1928年大阪生まれ。
1964年『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)』で芥川賞受賞。
『文車日記』『新源氏物語』などに見られるように、
古典文学への造詣も深い。
1993年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞、
直木賞選考委員(1987〜2005年)を務めるなど、幅広い活躍を見せる。
私生活では、1966年にカモカのおっちゃんこと川野純次氏と結婚、
ユーモラスなエッセイに、その一端が垣間見える。
近年、『言い寄る』をはじめとする乃里子三部作を皮切りに、
恋愛小説の復刊が相次ぐ。1995年紫綬褒章、2000年文化功労者、
2008年文化勲章を受章。
