内容
注目の心理カウンセラー、初のビジネスカウンセリング書。人間関係の不満がなくなる、わりきりテクニック32
数千人のカウンセリング・カルテの症例に基づく、組織のジレンマに悩む人に向けた、職場でうまく立ち回るための超実践的な組織攻略法。
【担当編集者からオススメの一言】
企業トップが著わすビジネス書（いわゆる成功談、自慢話）には
書かれていない、熾烈なビジネス社会に生き残るための
「ホンネの人間関係」と「心のテクニック」集です。
自身うつを克服し、“銀座No.1”ホステスを経て、
心理カウンセラーカウンセラーに転じた著者が、
満を持して贈る著者本名名義による初ビジネス書。
ターゲットは男女問わず、会社人生の将来に不安と関心を持つ
ビジネスマン（ウーマン）。
身近にいる人に思わず当てはめたくなる、
“あるある”エピソードも満載しています。
ビジネス誌などで最近特集されることの多い
「職場の深層心理」について、会社で日常的に発生している
人間関係、人事、プロジェクトなど実際にあった話を基に、
心理学から企業人がとるべき言動・行動の正解を導いていきます。
目次
第一章 上司と部下
・さわやかな面従腹背を演じるには？
・責任逃れが上手い人ほど出世する!?
・ダメ上司のスマートコントロール術
・新米上司は、部下の脳ミソを使って、“上司力”をアップ！
・上司から無視されたら、病む前に辞める！
・仕事を断れない部下ほど迷惑なものはない
第二章 男と女
・“なでしこ上司”の受け入れ方
・男勝りな女は男に、勝てない!?
・女の園で押さえるべき三つの掟
・女の園では“話の長い男”になれ
・女の怒りは絶対になだめるな
・社内恋愛は、なぜバレる？
第三章 同僚・先輩
・職場の噂は消してはいけない
・ライバルが“共通の敵”に変わる時
・意識高い系は、なぜウザがられるのか？
・“こどくびと”が社内で見方を作るには？
・苦手な人の上手なかわし方
・本当はコワイ、男のジェラシー
・お局様のイビリはエンタメだ
第四章 取引先
・第一印象を覆す「第二印象」の作り方
・伝書鳩営業にも意味がある！
・デキる営業は、二手先を読んでいる
・面倒な“お誘い”から身を守る会話のはぐらかし方
第五章 自分自身
・会社は“いい人”劇場だ
・受身体質を変えるヒミツの“禅トレ”
・“職場の完璧主義者”は完璧主義にあらず!?
・“やりがい”は探すほど消えていく!?
第六章 会社との付き合い方
・SNSで思いをつぶやくな
・“社飲み”は業務。戦略的に活用すべし
・社内ランチ難民でクビになる!?
・煙草は吸わなくても喫煙所には顔を出せ
・派閥移籍を阻む、サンクコストの罠
【著者プロフィール】
塚越友子●つかこし ともこ
心理カウンセラー 東京中央カウンセリング代表。
大学教授の父の仕事の関係でスイスで生まれ、4歳で帰国。
東京女子大学大学院社会学修士号取得。
専門は社会心理学。理論的にはG・H・ミードの
シンボリック相互作用論を中心に研究し、
言葉が人に伝わる仕組みを理論化。
電通・東京新聞・テレビ東京・編集プロダクションなど
報道や広報の経歴を重ね、言語の伝達力を実践で養う。
その後、銀座でホステスに転身。一流文化人を多数接客し、
自身の感情に流されず、相手の欲求を察知し接遇する会話法を極め
人気№１となる。過労から内臓疾患（急性C型肝炎・
急性すい炎・急性腹膜炎）を患い、薬の副作用をきっかけに
うつを発症。カウンセリングにより回復するも、薬に頼り、
社会経験もなく学術理論偏重のカウンセラーが多いことに疑問を抱き、
一念発起。自らカウンセラーとなる。
患者の問題状況分析と具体的な行動指針を助言する
独自のカウンセリング技法により、高解決率を誇る。
『ナカイの窓』（日本テレビ系列）TVレギュラー出演・新聞・
雑誌などメディアでも活躍中。
