内容
仏教伝来の足跡となった「世界遺産」を辿りながら、仏教の魅力に迫る!
大判&オールカラーで仏教関連の世界遺産のビジュアルが楽しめる。監修は宗教関連書籍で高い人気を誇る島田裕巳氏。
【担当編集者からオススメの一言】
釈迦の生誕地ルンビニー、バーミヤン渓谷の文化的景観と
古代遺跡群、峨眉山と楽山大仏、古都京都の文化財……。
これら仏教関連の世界遺産の美しさ、壮大さをオールカラーで
楽しみながら、仏教の成り立ち、各地への伝播、
日本での浸透など、「仏教の基礎」を簡単に理解できる1冊です。
A4サイズを活かした写真に加え、地図や図表も多数掲載。
監修は宗教関連書籍で人気の島田裕巳氏。
目次
序論●仏教と世界遺産〜世界遺産に刻まれた仏教東漸の足跡
第1章●原始仏教〜釈迦と弟子たちが紡ぎ出す仏教の原風景
第2章●南伝仏教〜東南アジアへ伝播した戒律の仏教
第3章●北伝仏教〜シルクロードの商人たちが運んだ釈迦の教え
第4章●日本の仏教〜国家主導で進められた和の教えの浸透
第5章●民衆の仏教〜浄土・念仏・修験……
日本に根づいたガラパゴス仏教
【監修者プロフィール】
島田裕巳●しまだ ひろみ
1953年東京生まれ。宗教学者、作家。
NPO法人葬送の自由をすすめる会会長。東京女子大学非常勤講師。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了(専攻は宗教学)。
放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、
東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。
仏教宗派をはじめ、新宗教運動、世界の宗教、
人の死や葬送の問題など、扱うテーマは幅広く、
各種メディアを通じて発表し続けている。
おもな著書に『なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか』(幻冬舎)、
『0葬―あっさり死ぬ』(集英社)、『比叡山延暦寺はなぜ
6大宗派の開祖を生んだのか』(ベスト新書)、
『小説日蓮』(東京書籍)などがある。