内容
悩みの「心癖」はあって当たり前! 取り扱い方を知れば、あなたは「楽に」生きられます
心の七癖=@不安癖 A心配癖 B欲しがる癖 C妬む癖 Dイライラする癖 E見栄を張る癖 F承認されたいと願う癖
【担当編集者からオススメの一言】
あるとき、達磨大師に弟子の慧可が悩みを打ち明けました。
「お師匠様。私は不安で不安で、夜も眠れません。
どうすれば、この不安感から逃れることができるでしょう」
達磨大師はにっこり微笑みながら言いました。
「さあ、あなたの不安をここに出して並べてみなさい。
そうすれば私が一つずつ取り除いてあげますから」
慧可は悟りました。不安とは実体のないものであり、
それは自らの心が勝手に生み出しているものなのだと。
――第1章より
目次
序章 「向き合う」ことから始める
第1章【不安になる癖】その不安の9割は、消せる
第2章【心配する癖】心配のほとんどは、潰せる
第3章【欲しがる癖】「手放す」から、豊かになれる
第4章【妬む癖】「人は人。私は私」で、救われる
第5章【イライラする癖】心を整える、簡単なコツ
第6章【見栄を張る癖】素直になれる場所を、見つける
第7章【承認されたいと願う癖】心の居場所は、どこにでもつくれる
【著者プロフィール】
枡野俊明●ますの しゅんみょう
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、
庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン科教授。
玉川大学農学部卒業後、大本山總持寺で修行。
「禅の庭」の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。
芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。
ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。
2006年『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に
選出される。おもな作品に、カナダ大使館庭園、
セルリアンタワー東急ホテル日本庭園など。
おもな著書に『禅―シンプル発想術』(廣済堂出版)、
『眺める禅 すーっと心がかるくなる』(小学館)、『書いて体得する禅
すっきり爽やかな心をつくる』(メディアファクトリー)、
『心配事の9割は起こらない 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」』
(三笠書房)、『禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本』
(幻冬舎)など多数ある。