内容
大内順子さんの自叙伝。多くの苦難を乗り越え、常に前向きに歩き続けた80年の人生が、勇気と共感を与える
家庭画報2014年5〜10月号で掲載した大人気連載「人生の旅路」に大幅加筆。上海に暮らした幼少期の貴重な写真や、画家だったご主人、故・宮内 裕氏が描いた初公開の大内さんの自画像なども多数掲載。
【担当編集者からオススメの一言】
日本人初のファッション・ジャーナリスト、
大内順子さんの自叙伝。
1934年に上海で生まれ、戦中戦後を経験。
大学生のときにモデル業を開始、学生結婚を経て
ジャーナリズムの世界へ。20代半ばで大きな交通事故により
視力を失うも、奇跡の復活を果たし、世界のモードを
日本へ伝えることを使命としてファッションの道へと
邁進してきた80年の人生録。
仕事への情熱、家族や仲間への愛、
何事にも挑戦する諦めない姿勢が胸を打ちます。
上海時代から現在までの豊富な写真も魅力の1冊。
目次
第一章・上海@上海のフランス租界に生まれて
第二章・上海A暮らしが一変した終戦前後
第三章・青山@ファッションモデルから学生女房へ
第四章・青山A人生最大の試練を乗り越えて
第五章・パリ@日本人初のファッション・ジャーナリスト
第六章・パリA美しいものへの愛と情熱に導かれて
あとがき
八〇年の人生を見送って 宮内彩