内容
東京のミシュラン三つ星を6年連続で獲得した著者による、現代最高峰の日本料理の集大成
憧れの料理人・奥田 透氏が、四季の食材や調理に対する考えを余すところなく語る。英語、フランス語の料理解説対訳つき。外国人の読者に、本物の日本料理を伝える1冊に。
【担当編集者からオススメの一言】
2008年『ミシュランガイド東京』の刊行当初から
三つ星を連続で取り続けている東京・銀座の割烹「小十」。
主人の奥田 透氏は40代半ば、その独自の料理哲学と
勢いのある料理、大胆な器づかいなどによって、
多くのファンを持つ料理人の一人です。
四季折々の食材への対し方、素材の組み合わせ、調理のポイント、
すべての基本となるだしや道具の話などを、
奥田氏ならではの口調で語りおろします。
プロの料理人はもちろん、日本料理を愛する人々、
さらに英語訳、フランス語訳をつけることで
広く海外の人にも、進化し続けている奥田氏の、
現代日本料理の魅力が存分に詰まった一冊です。
【著者プロフィール】
奥田 透●おくだ とおる
1969年静岡県生まれ。静岡の割烹旅館「喜久屋」、
京都「鮎の宿つたや」、徳島「青柳」で修業。
1999年に29歳で独立、静岡に店を構える。
2003年東京に「銀座 小十」を開店(2012年に移転)。
2011年「銀座 奥田」、2013年パリに「OKUDA」をオープン。
『ミシュランガイド東京』2008年版から連続で三つ星を獲得する。