内容
「笑いの芸術」狂言の代表的な演目のうち50曲を厳選して紹介
大蔵流、和泉流狂言方の貴重なインタビューを多数掲載。
【担当編集者からオススメの一言】
室町時代に誕生した狂言は、滑稽を旨とする軽妙な対話劇で、狂言は笑いのデパートです。およそ260曲あるとされる狂言のうち、「花子」「釣狐」「末広かり」「棒縛」「寝音曲」「武悪」「萩大名」「月見座頭」「節分」など、代表的な曲を「あらすじ」「笑いのポイント」「解説」で分かりやすく紹介。
野村萬斎など、演者のインタビューも多数紹介。巻末には能楽堂・狂言会案内を掲載。
※本書は2005年に小社より刊行された内容に一部新規加筆して再編集したものです。
【監修者プロフィール】
小林 責●こばやし せき
1928年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。武蔵野大学名誉教授。東洋音楽学会田辺尚雄賞・観世寿夫記念法政大学能楽賞を受賞。著書に『狂言史研究』(わんや書店)、『狂言辞典 事項編・資料編』(共著・東京堂出版)、『能楽大事典』(共著・筑摩書房)ほか、多数。