内容
小学生にぜひ読んでほしい、太宰治の名作を10編収録した決定版
漢字にはすべてひらがなをつけ、小さい子から読めます。難しい言葉や言い回しには、ていねいな解説をつけました。
【担当編集者からオススメの一言】
小学生の教科書にも掲載されている代表作『走れメロス』から、『角力』、『瘤』、『兄たち』などの埋もれていた作品まで、小学生時代に一度は読んでおきたい選りすぐりの名作10話を収録しました。
子どもが生きていく上で大切なことはみんな太宰の名作が教えてくれます。
漢字にはすべてすべてふりがなをつけ、また、難しい言葉や難しい言い回しにはていねいな解説をつけましたので、小さい子から読むことができます。さらに、太宰の文学アルバムや作品解説のページも設けもしたので、参考書としても役立ちます。
誕生日のプレゼントをはじめ、お祝い等の贈り物に最適の一冊です。
目次
●走れメロス
●雪の夜の話
●角力
●瘤
●失敗園
●畜犬談
●待つ
●魚服記
●黄金風景
●兄たち
【責任編集者プロフィール】
鬼塚りつ子●おにづか りつこ
児童文学作家。創作童話の代表作に、『さっちゃんはめいたんてい』(岩崎書店)のさっちゃんの人気シリーズがある。また、ノンフィクションにも取り組み、野口雨情の童謡「赤いくつ」で歌われた女の子の謎を追う『赤いくつをはいた女の子』(小峰書店)で、第11回赤い靴児童文化賞特別賞を受賞。
その他、絵本、再話、紙芝居等で幅広く活躍するかたわら、児童文学の研究者として、長年、早稲田大学、共立女子短期大学で講師を務めた。日本児童文学者協会会員。