内容
大徳寺住職の泉田玉堂老師が108の禅語を選び、ひとつひとつの名言の意味を解説。
人はなぜ悩み、苦しみ、迷い、こだわり続けるのでしょう……。禅語にひそむ「気づき」は、知らないうちに背負ったものからあなたが自由になる鍵。目をつぶり、開いたページの言葉と向き合ってみてください。心の奥にあるモヤモヤがすーっと軽くなります。
元・編集者という“異色の高僧”が、私たちが抱えるストレスや悩みに応え、禅語を通して前向きに生きるヒントを伝えます。
目次
第1章 自分を見つめる/禅語「無」「夢」「本来無一物」ほか
第2章 日々の心の持ち方/禅語「円相」「一期一会」「日々是好日」ほか
第3章 気持ちを切り換える/禅語「喝」「無一物中無尽蔵」ほか
第4章 こだわらない生き方/禅語「放下着」「人間万事塞翁馬」「行雲流水」ほか
第5章 これからの自分/禅語「尋牛」「人間到処有青山」ほか
泉田玉堂 (いずみだ・ぎょくどう)
大徳寺住職(第五百三十世)
一九四二年、新潟生まれ。