内容
著者が長年にわたり組んできた茶箱・茶籠コレクションの集大成
丸太町通を挟んで京都御苑の南側に位置する「うるわし屋」は、質の高い生活骨董を扱う人気店。夫とともにこの店を経営する著者は、大の茶箱好きとしても有名です。
本書は、そんな著者が長年にわたり組んできた茶箱・茶籠コレクションの集大成です。幕末から昭和初期までの道具を中心に組んだ空前絶後の99点は、どれも「使って、楽しむ」ことを前提とした、実用の品々でもあります。
目次
抹茶の箱 基本の道具
煎茶の箱 基本の道具
第一章 抹茶の茶箱
第二章 抹茶の茶籠
第三章 煎茶の茶籠
第四章 煎茶の茶箱と器局
茶箱で楽しめる 箱と籠の種類
茶箱茶籠にまつわる布
「脇道具」に凝る
その他
【著者プロフィール】
漆器を中心に、陶磁器、銀器などの質の高い生活骨董を扱う人気店「うるわし屋」の店主。奈良生まれ。1988年に奈良で開業した後、91年に京都移転、94年からは京都御苑の南の現在地に店を構える。ほぼ毎年開催する茶箱の企画展は、多くの愛好家から好評を得ている。