内容
世界各国のバレエ団の特色、歴史、レパートリー、古今のダンサーや芸術監督を紹介
作品概要はひととおり知ってはいても、同じ『白鳥の湖』でもバレエ団によってストーリーも演出も随分異なります。カンパニーごとに深い歴史に裏打ちされた振付版、レパートリーがあるのです。本書では世界各国のバレエ団の特色、歴史、レパートリー、古今のダンサーや芸術監督を紹介。やさしく読める国別バレエカンパニー事典として、またバレエの現在を学べる貴重な1冊として、バレエファン必携の保存版です。
目次
第1章 フランスのバレエ
第2章 ロシアおよび旧ソ連諸国のバレエ
第3章 英国のバレエ
第4章 ヨーロッパ諸国のバレエ
第5章 新大陸のバレエ
第6章 時代をリードした振付家とバレエ団
第7章 日本のバレエ
渡辺 真弓/
舞踊評論家。お茶の水女子大学及び同大学院修士課程で舞踊教育学を専攻。オン・ステージ新聞社に勤務する傍ら、季刊『バレエの本』に寄稿。1990年『毎日新聞』に舞踊評を執筆し正式デビュー。1991〜2006年パリ在住。舞踊専門紙誌に定期的に寄稿。
放送大学非常勤講師として面接授業で「バレエへの招待」を開講。
埼玉全国舞踊コンクール、クラシックバレエ2部(児童)審査員。
文化庁及び芸術文化振興基金の各種委員を歴任。
京都賞、ニムラ舞踊賞等の推薦委員。
著書に『バレエの鑑賞入門』(共著)、『名作バレエ50鑑賞入門』『日本のバレエー三人のパヴロワ』『世界のバレエ学校』『チャイコフスキー三大バレエ』『魅惑のバレエの世界〜入門編』『パリ・オペラ座へようこそー魅惑のバレエの世界』他。
監修にNHK—Eテレ『“エトワール”をめざして〜パリ・オペラ座バレエ学校の子どもたち』『学研まんが 世界の伝記—アンナ・パヴロワ』学研教育出版他。