内容
日高シェフによる、日本の素材をシンプル美味なイタリアンに仕立てる「お魚イタリアン」
日高シェフは、日本の素材を使ってシンプル美味なイタリアンに仕立てるパイオニア。若き頃の修行先の南イタリアで出会った魚料理「アクアパッツァ」。お刺身もイタリア式で調理して楽しみ、パスタもメインディッシュも魚好きな日本人の舌を魅了。本書はお魚イタリアン入門として、定番料理をマスターする第一章と、レパートリーが広がるオリジナルレシピの第二章、そのダブル構成でお届けします。収録点数は９０レシピ！
目次
第１章／シンプルでおいしく 魚介が主役の定番イタリアン 基本と応用
（真鯛のカルパッチョ、鯖のマリネ、ぶりの瞬間燻製 他）
第２章／魚種別に旬を味わう リストランテ▲アクアパッツァのオリジナル・レシピ
（平目のロートロのヴァポーレ、いわしのスパゲッティーニ・プッタネスカ 他）
魚のおろし方と下処理の基本
日髙 良実／１９５７年１０月４日神戸生まれ。調理師学校を卒業後、フレンチの道に入るが、イタリアンに転向。
８６年イタリアに渡る。「エノテカ・ピンキオーリ」「グアルティエーロ・マルケージ」「ダル・ペスカトーレ」など、当時の潮流ヌオヴァ・クッチーナ（新イタリア料理）をリードする名シェフに学ぶ一方で、イタリアの北から南まで地方料理の豊かさに目覚め、滞在３年間の研修先は１４件にも及ぶ。帰国後、東京乃木坂「リストランテ山崎」料理長に就任。その後独自のイタリアンスタイルを構築すべく西麻布「アクアパッツア」（西麻布）オープンとともに料理長に就く。アクアパッツァとは、イタリアで最も感銘を受けた魚介料理の名前である。その後いくつものイタリアンの名店を手がけ、日本におけるイタリア料理の普及に寄与する。２０１８年春、外苑前に新生「アクアパッツァ」をオープン、直営店の横須賀美術館内「アクアマーレ」とともに、魚介と野菜、日本の素材で旬を楽しむ料理を提唱している。
