内容
「万葉集」から厳選した103の歌を、筆ペンとえんぴつで1日10分なぞり書き。
「万葉集」から厳選した103の歌を一首一首読み、筆ペンとえんぴつで書き写していく本。各歌にはもちろん、現代語訳と解説がついています。新元号「令和」の典拠となった巻五・序文も巻頭に収録。「初春の令月にして・・・」で始まる、あの情景豊かな一節を、あなたの手で書き写してみませんか。
※本書は2006年刊『自分で書く わたしの万葉集』に新たな内容を加え、再構成したものです。
目次
「万葉集」から厳選した103の歌を時代順、1日1首、1見開きで展開。103見開き。
書/枦元 華園(ハゼモト カエン)
日本ペン習字研究会常任理事、埼玉県鴻巣市在住。日本ペン習字研究会で師範を務めるかたわら、日本書道学院常任理事。また、税務大学校ペン習字講師、朝日カルチャーセンター小筆講師、読売書法展幹事など幅広い経験を持つ。
現代語訳/池田 彌三郎(イケダ ヤサブロウ)
国文学者。大正13年〜昭和57年。折口信夫に師事し、その没後は『折口信夫全集』の編集に心血を注いだ。慶應義塾大学教授を務める一方、国語審議会の委員を務めた。著書多数。昭和55年、『池田彌三郎著作集』(全10巻)で芸術選奨文部大臣賞を受賞。