内容
山好き憧れの地・黒部源流域と黒部峡谷へといざなう、大迫力の写真・解説と紀行文集
黒部源流が、いまブーム! 到達するのに最低2日はかかる秘境・黒部源流域。そこは標高2500mに広がる台地・雲ノ平や秘湯・高天原温泉があり、北アルプスの名峰に囲まれた別天地。ここに源を発する黒部川が刻む日本一の大峡谷が黒部峡谷だ。山を、北アルプスを愛する人々が憧れるこれらの地域を臨場感ある写真と解説、紀行文で案内する1冊。山のベテランも初心者も一生に一度は訪れたい山域です。
目次
全体地図
序章
第1章●天上の庭園 黒部源流
第2章●黒部源流への道
第3章●上ノ廊下 人寄せつけぬ大秘境
第4章●黒部(くろよん)探訪
第5章●下ノ廊下 垂直の大峡谷
黒部峡谷 自然と人
【著者プロフィール】
栗田貞多男●くりた さだお
写真家。1946年長野県長野市生まれ。電子機器会社社員を経て、故・田淵行男氏に師事、写真家となる。現在も長野市に住み、山・川や蝶など、自然を題材として写真を撮り続けている。クリエイティブセンター・フォトライブラリー長野主宰。日本昆虫学会、日本蝶類科学学会会員。著書に『日本列島の背骨 中央分水嶺を旅する』『日本の屋根』『信州山岳大展望』『ゼフィルスの森』などがある。