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細川護熙自選作品集 但造作莫 私の作陶、書そして画

 

細川護熙自選作品集  但造作莫  私の作陶、書そして画

細川護熙 (著)藤森 武 (写真)

定価:3,960円(税込)

ISBN:978-4-418-24218-4

B5変型判 208ページ

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内容

還暦を機に創作の道に入った四半世紀の記録。人気の茶陶を中心に「陶」「書」「画」を網羅。エッセイ付き

細川護熙さんは、もともとは焼物に興味はなかったそうです。友人がやっているのを見てにわかに思い立ち、基本を学び、挑戦を続けてきました。

長次郎に憧れ、光悦が好きで「なんとかしてあの素晴らしい作品に近づきたい」と思い、試行錯誤を繰り返してきたのです。茶陶のみならず幅広く陶の作品を世に送り出し、書そして画も琴線に触れるような力作を生み出しました。25年の創作活動のなかから、自らが選んだ作品たちを掲載。

目次

はじめに 好きこそものの上手なれ
細川護熙さんとの出会い 藤森 武


第1章 陶
やってみたい一心で、茶陶に挑む

楽焼
黒楽
赤楽白楽
掛分け・その他

作為を持たずに作陶するのは難しい

井戸
斗々屋
柿の蔕
伊羅保
奥高麗
刷毛目
粉引
唐津
志野
伊賀

私を「野の仏」作りに導いた五輪塔

信楽
種子島
鉄釉・灰釉
青釉・緑釉・青白釉
陶板・帯留・懸仏・陶板仏




第2章 書と画
重ねた手習いへの懐旧の情、襖絵がつなぐ縁


掛軸
屏風
額装
柱掛


水墨・水彩
油彩・漆絵


おわりに 残生をどう生きるか
細川護熙年表


細川護熙●昭和13(1938)年、東京生まれ。上智大学法学部卒業。新聞記者を経て熊本県知事などを歴任。平成5(1993)年に第79代内閣総理大臣に就任。60歳を機に政界を引退し神奈川県湯河原にて創作活動を始める。陶芸はじめ書そして水墨画、油絵、漆芸など多彩な創作を現在に至るまで意欲的に行ってきた。『不東庵日常』(小学館)などの著書がある。公益財団法人永青文庫(細川コレクション)理事。

藤森 武●昭和17(1942)年、東京都に生まれる。写真家土門拳に師事、東京写真短期大学(現東京工芸大学)卒業。凸版印刷写真部を経て、フリーランサーとなる。現在、日本写真家協会会員、土門拳記念館学芸担当理事。『獨楽・熊谷守一の世界』(講談社)『国宝・重文の茶室』『柳宗悦コレクション 愛蔵版 用の美 日本編』(世界文化社)、『隠れた仏たち 全5巻』(東京美術)など写真集は数多い。

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