内容
簡単なようで難しい日々の「あたりまえ」を、大阿闍梨が優しく教えてくれます
1300年間でたった2人しか成し遂げていない「千日回峰行」を満行した、塩沼亮潤大阿闍梨の最新刊。子どものころに誰もが教わるような、日常の中の「あたりまえ」に潜んでいる人生の本質を、読みやすいショートエッセイ形式にまとめました。
とてもシンプルな大阿闍梨の言葉が、小さな悩みや迷いを抱えた現代人の心に、生きるヒントをそっと伝えてくれます。子育て世代のお母さんを中心に、幅広い世代に手に取ってほしい1冊です。
目次
清潔感は、最高のお洒落。/直して使うと、豊かになれる。/毎日、同じことを同じように。/洗濯物は、笑顔でたたみます。/もう一度、心ある食卓を。/お坊さんだって、スタバに行きたい。/日常に、鼻唄タイムを。/お釈迦様は、言いました。/忘れる前提で準備する。/失敗ではなく、経験。/「すみません」で、成長する。/矛盾が、あなたを磨いてくれる。/努力にプライドはいりません。/あの人を、許せるといいね。/老いる楽しみ。/「八風吹けども動ぜず」の精神で。
ほか
塩沼亮潤●1968年宮城県生まれ。87年に吉野山金峯山寺で出家得度。過去1300年で2人目となる一日48qの険しい山道を千日間歩き続ける「千日回峰行」を満行。その後、九日間の断食・断水・不眠・不臥の中、20万編の御真言を唱え続ける「四無行」を満行する。また百日間の五穀絶ち・塩絶ちの前行の後、「八千枚大護摩供」を満行。2003年に仙台市秋保に慈眼寺を開山し現住職。「心の信仰」を国内外に伝えている。