安岡章太郎 (著)
定価:1,980円(税込)
ISBN:4-418-06230-0
A5判 172ページ
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内容
心震える“魂”のふるさとへ
「東京」を語ることは「昭和」を考えること。とらわれない“眼”で本質に迫る、柔軟な姿勢と独特の語り口で人気の著者が、作家人生の“原点”を見つめ直す名随想12篇。100点を超える古写真も収録しています。
目次
郷愁の堤−小岩 市川 江戸川
都会の冷たさ−青山
“光と影”背中合わせ−浅草 吉原
“スリル”と“もの悲しさ”と−道玄坂から松見坂へ
シモキタの月−下北沢
二つの想い−九段 靖国神社
山門暮色−赤羽 荒川
都に“流れ”あり−隅田川周辺
時は過ぎ行く−上野界隈
冷えたてんぷらそば−神田
夢の白帆−大森
終の住み処−多摩川河畔