内容
一般的なコットンの刺繡糸(フランス刺繡糸)を使って日本刺繡をはじめる初の本!
本格的な日本刺繡は絹糸を自分で縒って使いますが、この本ではもっと手軽にはじめられるように、コットンの刺繡糸(フランス刺繡糸)を使い、ごく基本的な技法で仕上げられる和の文様を紹介しています。日本刺繡ならではの繊細で美しい風合いになるように、刺し方を丁寧にイラストや写真で解説しています。今までになかった、日本刺繡の入門本です。
目次
*横見茶の実、捻り梅、細川家三ツ割桜、根付き松、光琳菊、瓜と鉢、たんぽぽ、あざみ、熊手、雪輪、雪花、組紐、槍袋、家紋、籠、ほか。 *基礎繡い、和の文様と図案
日本刺繡作家。秋山刺繡研究所主宰。武蔵野美術短期大学商業デザイン科卒業後、京都において染色を学んだあと、父秋山光男氏に師事、日本刺繡を始める。現在は秋山刺繍研究所やカルチャーセンターで教室を開き、2年ごとに秋山刺繡研究所展にて作品を発表している。伝統技法を広めるとともに、日本の伝統の文様をすぐれた和のデザインととらえ、刺繡を通して新鮮な表現を試みている。