円地文子 (著)
定価:1,980円(税込)
ISBN:4-418-05222-4
B5変形判 204ページ
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重版の予定は未定です。
内容
古典の名作をビジュアル付きで分かりやすく紹介するシリーズ
古典の名著14作品を、当代一流の作家陣が現代文訳。難しい漢字には読み仮名付。第1巻は円地文子訳「源氏物語」
【担当編集者からオススメの一言】
10月11日に第1巻の『源氏物語』が発売され、シリーズとしての刊行がスタートした「ビジュアル版 日本の古典に親しむ」(毎月中旬発売予定・全10巻)。このシリーズでは、『源氏物語』の円地文子先生、『百人一首』の大岡信先生など、豪華執筆陣の原稿をあますところなく収録しています。読みやすく、わかりやすい名文をお楽しみいただけるのが「ビジュアル版 日本の古典に親しむ」の最大の特徴です。
また、今回の企画ではこれまでの古典を題材にした書籍にはなかった新たな試みをいくつか盛り込んでみました。中でも担当としてこだわったのは“見開きごとの脚注”と“ビジュアルな誌面作り”です。古典を読んでいてわからない言葉と出会ったとき、巻末にまとめられた用語解説でなく、読んでいるそのページに解説があれば便利なのではないかと思いました。また、ビジュアルについては、作中世界がイメージできたり、登場人物の心象風景などを写真として表現できれば、古典をより身近に感じ、より楽しく読めるのでは思い「物語の舞台へ」「ゆかりの地へ」といったテーマに沿った絵作りを心がけています。
ぜひ、書店でご覧になってみてください。(編集担当I)
【ビジュアル版 「日本の古典に親しむ」全15巻のラインナップ】
≪本シリーズの特徴≫
●一流の作家陣の現代文訳でわかりやすく、読みやすく
●大きめの文字、読み仮名もたくさん
●見開きごとの脚注で、知らない言葉も早わかり
●物語の舞台へと誘う写真・図版が満載のビジュアルな誌面
第1巻 源氏物語(円地文子)
第2巻 百人一首(大岡 信)
第3巻 万葉集(池田彌三郎)
第4巻 古事記(近藤啓太郎)
第5巻 枕草子(田辺聖子)
第6巻 太平記(山崎正和)
第7巻 奥の細道(山本健吉)
第8巻 東海道中膝栗毛(安岡章太郎)
第9巻 徒然草・方丈記(島尾敏雄・堀田善衛)
第10巻 蜻蛉日記と王朝日記(竹西寛子・西村 亨)
[土佐日記・和泉式部日記・更級日記]
第11巻 仮名手本忠臣蔵(戸板康二)
第12巻 伊勢物語(中村真一郎)
第13巻 南総里見八犬伝(杉浦明平)
第14巻 雨月物語(藤本義一)
第15巻 今昔物語・宇治拾遺物語(古山高麗雄・野坂昭如)